nocturne

 

言葉への嫌悪が募りはじめて、とうとう無視できないほどになっている。人がちょっと声をかけてくれたところに久し振りに心の動くところがあって、本当にそれは忘れていた感覚で、ちょっと自分が嫌になった。自分の中が分裂していく感覚を、それからずっと自覚している。

 

先行きがみえないという漠然とした虚無感は大きくなっていくばかりなのに、それに対応するだけの気力も体力もなくなっていっているようで、嫌になった時の逃げ様とかは完全に子どもみたいで、わたし大人なのか子どもなのかどっちなんですかね。(ずっと子どもでいたいよ、いい子どもでいたい)

 

言葉でなんかやってるうちはずっと堂々巡りだって最近のわたしの思考はそうで、言葉が信用できない。言葉は人間のものだから、人間中心から脱出できない。(それは個人的に不快なこと) そんなに頭でっかちになった覚えなかったのに、いつのまにか思ってることないこと頭が先走って、思考だけが車輪のようにまわっていくようなんだ。言葉に削がれていってる、わたしの中で言葉側の思考が暴走しているのか、文字が速い。

 

言葉から逃げたいという思いを言葉にする矛盾、矛盾。人に言葉で求める自分。矛盾。

どうしたらいいんだろう。