それでも奥底にあるもの
酔った頭で考えたことだけど
結局わたしは、この自分で1人でいる時間というのに、生涯耐えられないんだと思う。
ひとりでいたがるくせに、人といる時間の対価としてのひとりでいる時間だけが好きで、きっとそうなんだと思い、ひとりでいながら、早く誰か、とも思っている。人に、わたしは生かされている。
臆病者だ、わたしは。
絶対に、いつも必要とされる人でありたいというのが、わたしの切実な願いなのかもしれない。
そのためなら、多分何だって投げ捨てられる。
わたしは、必要を掴みに行くのだ。
愛を、正当な手段によって、また確実な保証として、勝ち取りに行くのだ。